2018年2月15日木曜日

【試乗】スズキ新型クロスビーの評判ってどうなん?

2017年末にスズキから新型車「クロスビー」 が発売されました。見た目はまんまハスラーそのもの。それ故にクロスビーに期待感を抱く人もいれば、わざわざ似たような車種を発売する意味があるん?という疑問を持つ人もいそう。

そこで今回は簡単にスズキ新型クロスビーの試乗評価をまとめてみました。新型クロスビーの評判や口コミは良いのか悪いのか。


スズキ新型クロスビーの評判・口コミまとめ


結論から書くと、スズキ新型クロスビーの評判は概ね上々。好意的な試乗レビューが割と多く散見されると思います。

既に「クロスビーとハスラーの比較記事」も執筆してますが、クロスビーは単なる「ハスラーの大きいver」の車ではない。

走りや乗り心地は全く異なり、クロスビーは乗ってて楽しい。車重はハスラーより150kg以上重いものの、エンジンは馬力もトルクもハスラーターボの約1.5倍。だから加速も至って快適であり、吹け上がりも6速ATと相まってクロスビーの走りは気持ちいい



クロスビーのタイヤサイズは16インチとごっつめであり、ハスラーの試乗と比べると乗り味はゆったり感が増していると思います。ロール感など試乗記事では気になりますが、こちらも意外にそこまで揺さぶられるような不安定感は少なめ。

そもそも見た目からしてクロスビーとハスラーの違いも多い。

そのためクロスビーの室内空間も想像以上に広くて、もはや後席シートの足回りの余裕は「大型セダンクラス並み」と評価する試乗記事もあるぐらい。クロスビーは少なくともAセグメントの中ではトップクラスの広さ。視界性も抜群。

「SUV×ワゴン」というクロスビーの宣伝文句はつまらないなぁ~と個人的には思ってましたが、まさに言葉通りの商品に仕上がってる。クロスビーはステーションワゴン以上の使い勝手の良さが実現されているのは間違いない。

クロスビーは価格は200万円前後とそこそこするものの、既にハスラーからの代替えも多いらしい。個人的に軽自動車のハスラーと価格帯が全く異なるのでどうかなーと思ってたんですが、どうやら軽自動車だから購入されていたんではなく「ハスラーだから購入されていた」のでしょう。

だから結果的にハスラーの上位版以上の価値を持つ「クロスビー」はある程度割高でも購入するユーザーが多いのかも知れません。今頃スズキの中ではイグニスはなかったことになってるはず(T_T)

クロスビーの評価が高いからこそ気になること


ただクロスビーの試乗の評価が高いが故に、個人的に気になることもあります。



それがいよいよフルモデルチェンジを予定しているスズキ新型ジムニーの存在。

次期ジムニーのフルモデルチェンジは遅れに遅れているんですが、現行モデルと同様に普通車版のジムニーシエラの販売も予定してます。既に海外では次期ジムニーシエラのテストカーが走行中。

つまり、今回のクロスビーと完全に需要がバッティングしちゃう。クロスビーもジムニーシエラも同じ「AセグメントのSUV」。考えてみると前述のイグニスだってそう。スズキの中だけでも三車種が同時に存在することになる。

Bセグ以上まで含めると、スズキにはエスクードやSX4Sクロスもラインナップされてる。さすがに「スズキのSUV車が多すぎるwww」という一言に尽きるでしょう。

次期ジムニーシエラの見た目はかなり硬派(ベンツGクラス風?)になるっぽいんで一応クロスビーと差別化は図られるものの、もし両方がラインナップされた場合、正直消費者としては更にクルマ選びに迷うなーと思います。

いずれクロスビーとジムニーの比較記事も書きたいと思いますが、どこまでクロスビーが商品的な優位性を維持できるかは気になる所。

ちなみに更なる詳細は自動車サイト「カーギーク」の【試乗】スズキ新型クロスビー 評価インプレッションまとめをご覧ください。クロスビーの名前の由来なども、余談として書いております。今後クロスビーが改良されれば、そちらの試乗記事で追記していく予定。

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