2015年11月25日水曜日

沖縄県 「れ」ナンバー登場の背景に中国人・韓国人の影があった?

ベストカー11月26日号
世の中には「れ」ナンバーなるものがあるらしく、最近、北海道に続いて沖縄県に追加されたそう。

でも何故沖縄県だけに「れ」ナンバーが投入されたのか?しかもこの背景には、「反日的」な中国人・韓国人の存在が関係してた?



レンタカー需要の増加の背景はやはり?

…と頭の悪そうなフレーズを使って煽ってみましたが、画像に既に答えが書かれてるので結論から書くと、これは「レンタカーの需要」が増えたから。

え?普通レンタカーのナンバープレートは「わ」ちゃうの?とつい思うんですが、レンタカー需要があまりに増えた結果、「わ」ナンバーの数が枯渇してしまったということ。つまり「れ」は、レンタカーのレ。

じゃあ何故レンタカー需要が増えたのか。それはもちろん外国人観光客の増加。
国土交通省 観光庁
特に中国や韓国といったアジア圏の観光客が増えたから。

画像のデータは2015年7-9月のみですが、外国人観光客が消費した金額が1兆円を超えてます。中でも半分近くを占めるのが中国人。香港や台湾も基本的には中国の一部ですので、これらも含めるとほぼ70%に迫る勢い。まさに「爆買い」の結果が容易に見て取れます。

今年2015年10月までの旅行者数も、韓国人は322万人、中国人が428万人、台湾人が311万人。イギリス人観光客が20万人ちょいですので、これがどれだけすごい数字かは一目瞭然。まさに「外国人観光客=アジア(ほぼ中韓)の韓国客」と言ってもいい。

民主党政権時代から始まった、中国人に対するビザの緩和などの効果が出てるんだと考えられます。海外旅行とは言っても、やっぱり近場の国が一番行きやすい。

具体的に沖縄県への外国人旅行者数の推移を見てみると、2013年度は60万人程度だったんですが2012年度からは約倍増。2014年度は更に増加して98万6千人。今年度の2015年度は138万人を超える見込みだそう。国内の旅行者と比較するとまだまだ少ないものの、それでもここのところの伸び率がハンパない。

国土交通省 観光庁
実際、地方のみに訪問した中国人観光客の2割が、沖縄県と北海道を選んでるそう。まさに人気スポット。どちらも「れ」ナンバーが追加された自治体ですので、やはりレンタカー需要の増加と中国韓国人観光客の増加は密接な関係がありそうです。

沖縄県には公共交通機関が乏しい

ただ観光地だったら沖縄県や北海道以外にも、日本には色んな場所がたくさんあるはず。別に東京都や福岡県のレンタカーに「れ」ナンバーが投入されてもおかしくない。むしろ人口的なもんを考えると、むしろ大都市圏にこそ起きるべき現象のはず。

答えはシンプル。沖縄県は公共交通機関が発達してないから。例えば沖縄県には電車がないことは有名な話。そうなってくると「足としての自動車」は必須。しかも沖縄県は離島ですので本土から自動車では行けないことも大きい。

http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=120008
そこで沖縄県における外国人のレンタカー利用者数を見てみると、台湾・韓国・香港の3地域で全体の9割を占めるそう。具体的には香港が23436件、台湾が28096件、韓国が27764件。

また外国人全体の利用者数も2013年度が合計3万6921件に過ぎなかったことを考えると、いかに沖縄県でのレンタカー需要が急増してるかが分かります。そりゃあ、「れ」ナンバーの投入も必要になってきます。

ちなみに北海道でのレンタカー需要が増えたのは、やはり外国人観光客の増加だと思われます。でも沖縄県とは違ってスキーといった冬のレジャーが人気なので、欧米やオーストラリアの観光客も多いっぽい。オーストラリアは南半球で、日本とは季節が真逆。しかも時差がないので長野県あたりも人気。もちろん北海道は鉄道網はそれなりに充実してますが、やはりレジャー用品を大量に運ぶには車が便利ってことだと思われます。

ただ一方では、「標識読めない」などの理由で軽微な交通事故も増えてるそう。これはいけません。だから今後はいろんな言語の交通標識が沖縄県や北海道で目にする機会が増える可能性は高そう。今一瞬だけ「沖縄県が中国や韓国に支配されたー」と叫んでる未来のネトウヨさんの姿が見えたような(笑)

日本自動車販売協会連合会
トヨタ アクアの販売台数が毎月1万台以上を超えるぐらい堅調なのは、多分このレンタカー需要(法人需要)に支えられてるからだと考えられます。これだけ日本が不景気だと個人の需要だけで販売台数を伸ばすのは難しい。トヨタはレンタカー事業もやってますので、この差は他のメーカーと比較して大きそう。

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