2014年9月25日木曜日

不評だった電気自動車版フォーミュラーEの感想

電気自動車版のフォーミュラーカー選手権「フォーミュラーE」が9月13日に行われた。日曜日の夕方の時間帯だったが、少しだけ視聴。

ただ肝心の最終ラップを放送することもなく、途中で中継が終わったのが不評だった模様。まさに野球か!?

しかも最終ラップに入る直前に、トップ争いをしていたハイドフェルドという選手が大クラッシュ。プロストという選手が抜こうとしたハイドフェルドに体当り。ハイドフェルドが宙を舞って、クチャクチャに壊れる。

ただ車体がカーボン制だったので安全性が抜群だったらしく、ハイドフェルドは無事生還。これからどう決着するの!?という場面で終わったので、消化不良だった視聴者さんも多かったのもうなずける。

でも、それだけ見るも無残に壊れたことからも、ドライバーがどれだけ高速で走ってたかは分かる。電気自動車だから大したことないのかと思いきや、余裕で時速200km以上出してた。

エンジン音

電気自動車だけあってエンジン音こそなかったが、だからこそ空気を裂く音が聞こえて、またそれが電子音っぽくて悪くなかっただから迫力がないと評価されがちでしたが、個人的にそこまでとは思わなかった。



ただ、やっぱり本物のF1サウンド「天使の悲鳴」には勝てない?
さすがに聴き比べると一目瞭然か。

バッテリーがすぐ消耗

電気自動車でも時速200キロ近く出るんだという、素直な驚きはあった。

ただ高速で走行する分、それだけバッテリーの消耗も早い。だからドライバーが残量を心配しながら走行してるのかな…と思うこともしばしば。途中で車を乗り換えたりもして、テンポ感という点ではやや見劣り。

電車や新幹線だと、上に張ってる電線から給電しながら走行してる。パンタグラフだっけ?そういう仕組を導入しても良いのかも。

「全車トロトロの数珠つなぎレース」と2ちゃんねらーが酷評してた。この理由は、クルマで言うところのエンジンにあたる電気モーターが、一社提供。要するに、全員トヨタのエンジンしか使ってないみたいなこと。そりゃ差なんて目立って出ないよなー。

軽自動車やコンパクトカーでやれば?

F1は何故か『環境』を売りにし出してから、ファンじゃなくても迷走してる印象。前述のYouTube動画にしても、こういう路線とは真逆の方向に歩んでる。このフォーミュラーEも、その一環。

ただ、そこまで環境面をアピールするなら、軽自動車やコンパクトカーサイズでやれば?と思っちゃう。そうすればバッテリーの持ちも現在よりは良くなるんだろうし、それだけ視聴者も親しみが湧く?色んなメーカーも参入しやすいだろうから、競技として切磋琢磨して盛り上がるんじゃなかろうか。

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