2014年5月19日月曜日

安いダイレクト通販型保険のメリット デメリット【自動車保険】

自動車保険には、主に「代理店型」「通販・ダイレクト型」の二種類がある。今回は後者を記事化。

この「通販・ダイレクト型」は、アクサダイレクトやチューリッヒ保険など、おそらく外資系保険会社でほとんど占められてると思う。日本でも三井ダイレクトやソニー損保などもありますが、一般的には有名な外国企業と思った方が良い。

そういう外国企業が多いこともあってか、ダイレクト通販型保険にもハッキリとしたメリット・デメリットが存在する。


ちなみにソニー損保などは、通販型保険は3等級未満であれば新規の加入は受け付けなかったりしてるので注意。

代理店型より通販型保険は数割安くなる?

通販ダイレクト型任意保険の最大のメリットは、とにかく『保険料が安くなる』ことが圧倒的に多い。

その理由は、人件費がかかってない。代理店型保険のように一人一人の契約者に担当者が付くわけではなく、事故対応にあたってくれる営業店の数も少ない。

良くも悪くも、その分の人件費などが保険料に反映されない。自動車を保有するにはとにかく維持費がかかるが、それを大幅に節約できることが最大の魅力。自動車保険に限った話ではないんだろうが。

例えばチューリッヒ保険のトップページを見ると、「年間保険料20000円(スズキ・ワゴンR)」という文字が高らかに躍ってる。一方、代理店型の大手といえば、東京海上日動。相当なブランド力があることも影響してか、下手するとプランによっては月それぐらいかかることもある。

それはさすがに極端な例ですが、代理店型と通販ダイレクト型の保険同士で比較してみると、やはり「保険料が目に見えて安くなる」ことが一般的。

ダイレクト通販型保険は、事故対応が不安?


ただ逆に人件費がかかってないということは、自ずと事故対応などにも限界が見えてくるということ。

じゃあ、もし交通事故を起こして、自分が加害者になってしまった場合、どうすればいいのか。まずは基本的に損保会社に電話で状況を説明して、自分で動いていく必要がある。

ただ事故でパニクってるかも知れない状態で、そこで自分が率先的に動けるか、また的確に電話でそれを説明できるのか正直不安。個人的には、それを考えると心許なさが残る。

ダイレクト・通販型保険には最低限加入すべし!

でもそんなダイレクト型・通販型であっても、任意保険に加入してないよりは全然マシ。あくまで大変なのは加害者側の都合に過ぎず、「被害者が救済される」という点においては、無保険よりかは通販型保険に絶対に分がある。加害者となった自分にもメリットとして跳ね返ってくることが多い。

任意保険は保険料に比例して、サービス内容が歴然と変わってくることは間違いない。保険料が高いには高いなりの、根拠と理由がある。保険料の安さを考えると、ダイレクト通販型の任意保険ではサービスや補償が100%満足できるもんでもないのも事実だろう。

ただしつこいですが、任意保険に一切加入してないよりかは絶対にイイ。加入してたことで救われる被害者が増えるのも、紛れもない事実。保険料が高いから代理店型は敬遠したり、またサービスや補償が不満だから通販型を敬遠したり、それだけは止めるべき。

だから自動車に乗る機会が少なかったり、常にノロノロ安全運転を心がけてる人であれば、通販型に乗り換えても全然アリだと思う。

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